仕事運や経済運の向上

　私が行うスピリチュアルカウンセリングは、占いではありません。神頼みでもありません。そして、主に対象となるのは、努力して一生懸命に生きているのに報われない、または道に迷っている方です。主に、クライアントさんが経済的に豊かになったり、よい仕事を得たり、成功するのを妨げるような、潜在意識の思考パターンをキャンセルし、ポジティブなものに作り変えることです。
　潜在意識が人生の現実を作っているので、そうすることで結果的に仕事運や金銭運が向上、改善する場合があります。

　殆どの方が、何かしら胎児期の刷り込み、生い立ち過程でのトラウマ、過去生（前世）からの持ち越しによる制約を受けています。頭では、お金を稼ぎたいと思っていても、たとえば、潜在意識では、「お金を手に入れることは難しい」「お金は汚い」などの思考パターンが働いているお金を遠ざけているかもしれません。

　お金や財産、豊かさにまつわる思考パターンは、実に千差万別あります。単純な例としては、胎児期や幼少期にご両親が経済的な困難を抱えていて、いつも「お金がない」「お金が足りない」などの言葉を聴いていると、それが潜在意識に入り込んでいる場合があります。
　他に、「お金持ちは悪い人です」「お金を持つと妬まれます」「お金を持つことは災いの元です」といった思考パターン（観念）が見つかる場合もあります。
　また、潜在意識が、自分の存在に価値があると思っているか、自分の仕事に価値があると思っているか、などのチェックも重要です。

　意外に多く見受けられるのは、過去生で聖職者だったことがあり、「清貧の誓い」を持ち越しているようなケースです。こういう場合「私は、財産を持つことが許されます」といったフレーズをテストすると、見事にNOの反応があり、「神（または仏）に近づくためには、清貧でなければならない」というフレーズでYESの反応があったりします。
　こういうケースは、過去生を完結させて、「清貧の誓い」をキャンセルすることが出来ます。

　職場自体に様々な因縁がまつわりついているケースや、多くの不浄霊の問題がある場合に、その職場そのものの浄化ヒーリングを行う場合や、仕事上関っている相手との間に過去生からのしがらみがあるような場合では、それを浄化させていただくケースもあります。

　特定の仕事に特別な情感を抱く場合、その人が過去生でもその仕事や、あるいは何らかの類似性のある仕事をしていたケースは多いものです。過去生から継続した特別な能力や特性がある場合にはそれを顕在化出来る場合もあります。

　ご本人様の思考パターンが大きく変ったり、職業が変ったり、あるいは大きな志を持つようになると、それにふさわしい形で、守護霊（守護天使）が新たに加わる場合があります。自然にそうなるのを待ってもよいのですが、最高最善の守護をお願いして、来て頂くこともできます。

　人によっては、自分の天職や天命を知りたい方もいらっしゃると思います。こういうご要望に関して、お手伝いは出来ます。ただし、これに関しては、私が簡単にこれがあなたの天命ですよ、と答えたり、特定の職種に就けばなんでも順調に行くとは考えないでください。

　因みに、「天職」とは、天から与えられた職務の意味で、一般的には、その人の性質、能力にふさわしい職業を指します。それに対して、天命とは、運命、宿命の意味で使われることもありますが、天から与えられた使命という意味です。ですから、職業そのものではなく、むしろ職業を通じて何をするか、その職業にどう関るかという意味です。

　昔から、孔子の言葉として「５０にして天命を知る」とありますが、昔は人間の寿命が５０歳程度と考えられていたのですから、人生の終わりごろになって振り返り、今になって思えば自分の天命とはこういうものだったかと分かるようなものだというのです。
　しかもそれは、「15にして学に志し、30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る」志を持って努力し人生を全うした人でそうなのだというのです。

　天職というのも、誰もが自分の仕事を天職と考えられるわけでもなく、そう思える人は幸せだともいえるでしょう。そういう人でも、一直線にそこにたどり着くとは限りません。

　私事で恐縮ですが、私自身のことを例にすると、私は、セラピストという職業をまさに「天職」と思っています。しかし、一直線にそこにたどり着いたのではありません。さまざまな紆余曲折を経て、さまざまな職業を転々として、そこに行き着いたのです。
　今から振り返ると、それらの経験に何ひとつ無駄なことはなく、さまざまな立場を理解するうえでも必要な体験をしたと思います。

　ですが、それらの体験の最中では、そんなことは分かりません。自分が本当は何者なのか分からずに悩み、無駄な仕事のために人生を浪費しているように思ったこともあります。
　今、もし過去の自分が目の前にいて、カウンセリングをするとしたら、いま味わっている体験に意味があることに気づかせ、今の仕事を一生懸命にやること、そして、他に心からスピリチュアルカウンセリングやりたい仕事が見つかったらチャレンジするようにと当たり前のことを申し上げるかもしれません。それがベストということもあるのです。

　自分を知る上で、古神道の「一霊四魂」を現代カウンセリングの手法に応用した「魂の要素」についての情報も役に立つことでしょう。一霊四魂　『魂の要素』とは？
　人間は、頭で計算したことよりも、魂から湧き上がる欲求に基づいて行動する時に真の力が発揮されます。
　「天職」や「天命」というのも、この、魂の欲求に根ざす事で実現可能になることだと思います。そのためには、まず自分の魂の欲求を知る事が助けになると思います。そのようなサポートも可能です。

　実際のところは、スピリチュアルカウンセリングを受けた方々で、普通には考えにくいような、仕事上の成功を得たり、ピンチを乗り越えることができたというケースはたくさんあります。
　劇的にすぐに成果ができるケースもあれば、時間をかけて徐々にといケースもありますが、ご本人様の志に応じて状況がよくなってゆくことは確かです。
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