Tomikoの夢を叶えるまでのストーリー

               

竹下登美子

人生には、さまざまな出会いがあり、体験があります。20台前半のころから目指していた自立した大人(経済的・精神的)になる夢は6年前に実現しました。自立して得られたものは、自由と愛、人や自然と調和した感覚でしょうか。多くのネガティブ感情は、消滅していきました。今の私は、とってもパッピーです。1999年2月にOLからセラピストに転身したことで、毎日人の喜ぶ顔を見続けられる仕事を得ました。そして、10年前に私を心から愛してくれるパートナーにも出会い、現在同じセラピストの仕事をしています。かつて、ほしかったものはすべて手に入りました。これまで私を導いてくださり、支えてくれた多くの豊かな出会いや体験に感謝しています。失敗をおそれずに、自分を信じて前進することで、道が開けてきました。すべて、自分自身を磨く体験に変えていくことでバラ色の人生に・・・・

どこにでもいる平凡な女性が自分の夢を少しずつ叶えていくプロセスを読んで、少しでも勇気が出てくださればうれしく思います。

第2話 波動時代の幕開け

大企業のOLを卒業
会社に辞表をだしたのは1991年3月、そして3ヵ月後の6月20日付けで退職が決まりました。次のあてもなく辞めるのは不安がありましたが、辞められるという開放感のほうが上回っていたので、辞表を出してからは葛藤も消えてすがすがしい気分になれました。「卒業」という文字が浮かび、十分過ぎるくらいたくさんのことを学んだので悔いも未練も残っていませんでした。すべてを手放してリセットすることが、その当時何よりも必要だと思っていました。20台のころから、将来は独立して自分を表現するスペースや体験を自由に持ちたいと漠然としたイメージがありました。OL生活では、クラブ活動を6つも7つも首を突っ込んで色々トライして来ましたが、どれもプロとしてやっていくには中途半端な状態でしたし、大企業でしたから仕事も決まったことの繰り返し、まして女性でしたからアシスタント的なことが多かったので、永く勤めた割りには、いざ、自立したいと思っても自立出来ない状態でした。次のステップは、どこで何を学習をすれば良いのかまったく分かりませんでしたが、夢を実現するには、色々な体験が必要なことだけは分かっていました。


江本所長との運命的な出会い
辞表を出してから2ヶ月後の5月上旬「波動の研究をやっている会社が晴海の健康博覧会に出ているので行ってみてください。」と知り合いの方から紹介され友人と二人で健康博覧会へ足を運びました。すると、そこには、MRAという波動を見る測定器と水がありました。そして、江本勝所長さんがワンポイントの波動チェックをしてくれました。その時、出てきたコードは「疑惑」 ギワク? どういう意味?訝しがっていましたら、江本所長さんが「もしかして、ご自分の意識になくても親が子供に、潜在的に植えつけた感情かもしれませんね」とやさしくコメントしてくださいました。「そういえば、子供のころは用心深く、慎重で臆病なところがあったかも?」
い意識では、色々癒されていない感情がありそうだわ!MRA波動カウンセリングで、もっと自分のことを知りたいし、水を飲んでネガティブな感情がキャンセルできるなら、じっくり測定を受けてみたい!と思い、その後、すぐに五反田のオフィスにMRA波動カウンセリングの予約をしました。わくわく、どきどきしながら五反田の事務所へ向かったのです。
そして、それが江本所長さんとの2度目の出会いでしたが、その後の私の運命を大きく変える出会いとなったのです。江本所長さんは、私のことをしっかりと覚えていてくださり「よく来たね!君は健康そうだけど、どんな仕事をしているの?今の仕事は楽しいですか?」など測定中に、次々に質問されました。測定の内容に興味深々でしたので、そのとき検出されたマイナス波動を速やかに解消するには次はいつ受ければいいのかしら?などと思って、「次回はいつ再チェックをすれば良いのでしょうか」と伺うと、いきなり「IHMの社員になりませんか。そうすれば、無料でやってあげますよ。ここの仕事は面白いですよ!」という返事が返ってきました。「えっ、それは、ずいぶん唐突なお話なので、少し時間をいただきたいです」 と・・ 突然のことで、その場では即答できなかったのです。

祈りの答え
それから一ヶ月間考えていましたが、次が決まっていないのなら誘ってくださる会社へ行くのが自然の流れだと思いましたので、波動の会社に電話をかけたところ、所長の奥様が出られて「あなたのことは覚えていますよ。すぐに履歴書を送ってくださいね。待っていますよ」と明るい声で対応してくださいました。それから面接では「あなたはいつから来れますか?お仕事は友の会事務局のことをやっていただきますがよろしいですか?」と具体的な話になりました。それなら「7月1日からよろしくお願いします。」 退職日が6月20日でしたので、キリが良いところで7月からスタートすることに決めました。自分にとって新しいことをチャレンジする時期だと感じていましたので、とにかくたくさんの体験が出来るちょうど良い会社だと思えたのです。 色々なことを体験をするうちに自然に道が開けてくると信じていましたので、どんなことも真剣にやっていこうと思っていました。その当時、空を仰ぎながら宇宙に向かって「私にとって適切な仕事を与えてください」とリクエストしていましたので、そのタイミングで江本所長が主宰する「波動友の会」と出会うことができたのだと思います。私を導いてくれるハイヤーセルフや宇宙の愛に感謝しています。               
退職後8日間はリフレッシュのため、妹と一緒にマレーシアに行ってきました。その当時、姉夫婦の家族が転勤で駐在していたのです。姪や甥が3歳と2歳とかわいいさかりでしたので、みんなで楽しい休暇を過ごすことが出来ました。
マレーシアには3回行きましたが、食事もスパーシーで美味しいし、人なつっこい素朴な人々や自然と太陽がいっぱいで土や花の香りに包まれた魅惑的な所です。

夢中で働いた波動時代

波動の会社では、待ってましたとばかり、当時1000名だった友の会事務局の責任者としての席が用意されていました。
会報誌を作ったり、セミナーや説明会を開催し、司会進行をしたり、会員名簿の処理をしたり、商品を発送したり、忙しい毎日が始まりました。事務の仕事しか出来なかった私としては、会報の編集長という仕事は荷が重く感じられました。しかし、他にやってくれる人もいなかったので、本屋で編集のノウハウ本を探して手探りで取り組みました。また、マックのパソコンを購入し自宅で文章を打つことも練習しました。所長が私のような編集やイベント企画運営など経験ない人間を事務局の責任者に採用してくださったのか不思議でしたが毎日が新しいことの連続でした。過去を振り返ったり、ぼっーとしている暇なく新しい生活が始まったのです。社員も10名ぐらいで、社長と奥様、社長のお姉さま、甥っ子さんもいて大家族の中の一員のような感じでした。そのころユニークでやさしいアメリカ人の契約社員の方もいて、よく社員の人達と公園などに行って食べたりお茶を飲んだりと仲良くなりました。アメリカの方はユタ州出身のモルモン教徒で、酒やタバコをすわず素朴でおっとりとした人柄でしたので社長を始め社員みんなに好かれていました。彼は、アメリカに戻るとアロマやハーブなどをみんなにおみやげとして買ってきてくれました。それが、アロマオイルとの初めての出会いでした。
入社時1000名だった友の会の会員は、3年後には1万2000人に拡大していきました。その責任者として、セミナー・会員管理・会報・商品などの企画・運営業務で忙しく働くうちに自然と仕事が出来る人になっていきました。その体験を通して、人は環境によって創られると私は思いました。自分しかいないと思えば出来ないことも出来るようになるのですね。とにかく何事にたいしても真剣に前向きに取り組みました。知らないことは調べたり、経験者に教えていただきながら・・・

PS:2000年に出版された「水からの伝言」が世界中で反響を呼んでいます。大きな書店またはHBIでも取り扱っております。
読んでみたい方は、メールをください。
   

苦手なものがクリアーされた理由 

江本勝さんは夢のある個性豊かな懐の広いボスタイプの方です。頭の回転が速く考えるスケールが大きい方の元で6年半働いてきたおかげで私のの小さな殻はどんどん壊れていきました。今思うと、その時代の経験は、100%現在の仕事に役立っています。人前で話すことは苦手でしたが、司会をやるうちにだんだんと落ち着いてお話が出来るようになっていきましたし、

文章を書くことも苦手と思っていましたが、今は、話すことも書くことも好きになりました。本音と建前の差がなくなってくると、自然体になって随分楽に生きられるのですね。そんなことも多くの素敵な方々との出会いで教えていただきました。目標を定めるのは大切なことですが、それ以上に何を動機にして生きていくのかによって人生の質が大きく左右されます。
少年よ!大志をいだけ!ではないですが、夢をたくさん持って動いていくことで、1歩1歩現実が夢に近づいていくようです。
IHM時代は、社長が放任というか、大らかな性格の方で、ほとんど事務局の仕事は任せられていたで、マイペースに仕事に打ち込むことが出来ましたことに感謝しています。個性的な男性が多い職場でしたので、人間関係に揉まれながらも楽しい時代でした。最近では、その当時のスタッフと同窓会などで出会うこともありますが、それぞれが羽ばたいているのを確認しあえることはハッピーなことです。

大企業OLのままでしたら決して体験できなかった数々の貴重な体験がいっぱいちりばめられたかけがえのない時代でした。

  第1話   第3話  サイババとの出会いに続く




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