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どうやって親密な関係を作るか?

 心理的なサポートによって、、本人の受け入れ態勢を整える事は出来ます。今度は、具体的に相手を見つけると言う課題があります。また、相手と親密な関係を作るという課題があります。現在の職場や、人脈の中にめぼしい人がいないという場合もあるかもしれません。
  よく、結婚したいなら結婚相談所に行けばいい、とアドバイスする人がいます。また、実際に、結婚相談所でいい相手が見つかり結婚したケースも知っています。私自身も、かつては偏見があって、結婚相談所なんてダサいと思っていたのですが、エッ、そんな人がまだ未婚でしかも結婚相談所!? というケースもあるから偏見のある人は捨てたほうがよいかもしれません。
  結婚を望んでいるにもかかわらず、そういうことも含めて話しても、決して首を縦に振らない女性たちは多いものです。話を聞いてみると、運命的で、ストーリー性のある出会いを通じての結婚じゃなきゃイヤ!!という意見もしばしば聞かれます。
  それを、ロマンチックすぎて現実を見ていないなどというのは簡単ですが、もうすこし、慎重に検討してみたいと思います。
  というのは、私自身もかつてはそういう傾向が極めて強固だったからです。結婚相談所以前に、ナンパだの、出会い系だの、合コンだの、おおよそ意図的に女性に近づこうとするアクション自体に激しい嫌悪感があったのです。それで何を考えていたかといえば、僕の生き様をみて欲しい、そして惚れてくれる女性がいてくれたら、きっと大切にして幸せにしてやる・・・
  それで、結果的に長らく彼女はおらず、友人たちからも「なぜお前に彼女がいないのか不思議だ、紹介してやろうか?」といわれても「余計なお世話だ」と突っぱね続けていたので、しまいにそういう声をかけてくれる人もいなくなりました。
 出会いの場をどう設定するのかは、人によって、タイプがあると言う事で、この問題は、また後で触れます。
 とりあえず話の続きです。 それで、こう考えていました。とにかく自分磨きがまだ足りない、もっともっと自分を磨くぞ・・・結果的にそれでよかった面もあります。恋愛ばかりにエネルギーを使っていたら今日の自分はありえなかったでしょう。
  さまざまな書籍、特に自己啓発書を読み、セミナーに通い、ブランド物のファッションで身を固めていきましたが、だから縁ができるというものでもなかったのです。後に、結果的には、現在のパートナーと出会い、よいパートナーシップを築く事が出来たのですが。
  あとから考えてみると、私に魅力がなかったわけではない、ただ女性たちからはこう見えたようです。「かっこつけすぎ、仮面をかぶっているみたいで近寄りがたい、自分の世界に浸っていて私の事は大切にしてくれなさそう」
  ところが実態は、大違いで、今では、彼女のダイエットとアンチエイジングのために日々研究しながら料理を作り、アロマトリートメントやマッサージをしてやり、一時期は、フェイシャルの技術まで身につけて、フェイシャルまでしてやり、甘えられるとメロメロのお尽くしキャラだったのです。
 巷には、「ツンデレ」とか言う言い方があるそうですが・・・
  その様子を見聞きして、彼女が、ものすごく羨ましがられるという事を通じて、間接的に今の私は、女性にモテモテなのです。
 よく女性誌などの表題で自分磨きという文字が躍っているのを見かけます。自分を磨くのはよいことです。しかし、パートナーが欲しいのなら、多くの女性が勘違いをしているかもしれないと思うのです。
 かつての私は極端だったにしても、多かれ少なかれ、いわばそれの女性版をやっている人は少なくないのではないでしょうか?
 それを救ったのは、私のパートナーが、私の愛情深い本質を(嗅覚で?)見抜き、素直に甘える事ができる(まるで犬みたいに・・・)特技(?)の持ち主だったからです。彼女がいなかったら、いまだに相手がいなかったかもしれません。

新しい恋愛コミュニケーション理論

 そういう自分の経験も踏まえて、分析、考察を加えた結果、目からうろこの恋愛理論に至りました。これは、今まで誰も言わなかったことです。この理論を理解するためには、「一霊四魂」の科学的な理解が必要なので、その理論をご一読ください。
 心を司る4つの要素の事を四魂といい、愛、親、智、勇と呼ばれます。愛は、愛情、絆を求める性質、親は、仲間、所属、調和を求める性質、智は、真理を探究し道理に沿って考える性質、勇は、行動する、達成する、手に入れる性質です。
  ただ、魂の概念になじみがない方のために、文章の途中で、愛は、愛情、親は誠実性、智は、知性、勇は、情熱と言い換えている箇所があります。逆に四魂を理解した方は、逆に言い換えてお読みください。 
 こと恋愛となると、これらの内、「愛」がもっとも主要な働きをする事は確かですが、実際には四魂の全てが関わってきます。
 まず、最初の関係作りから、関係がどのように深まってゆくのかと言う事を観察すると、この四魂の全てが関与しうる事が分かります。
 お互いが相手に惹かれる動機や、関係が深まる動機のジャンルは、四魂に対応して4ジャンルありますが、後で説明しますが、さらにその縦向きと横向きがあるので、実は大別して2×4=8ジャンルもある。そして、誰でもその中で得意なパターン、不得意なパターンというのがあり、得意なパターンが多いほど、逆に不得意なパターンが少ないほど相手との関係を深めるチャンスが多いのです。
 この観点で分析を加えると、例えば、8もある中でたった一つのジャンルに固執していたので相手との関係が深まらないなどという事に気がついたりするわけです。また、きっかけ作りは得意なのに、その後の関係作りではコケつづける人もいます。これも同じ理論で説明できます。
 これを恋愛の8ジャンル理論と名づけました。

コミュニケーションの「縦」と「横」

 さて、さてコミュニケーションの縦と横について説明します。相手に対する好感や親密感が増す、恋愛感情が起こる、愛情が深まるというきっかけには、さまざまなパターンがありますが、それらが8ジャンルに分類できる事が分かりました。
  その中で、自分が得意なパターンは、ある程度限られている、そして無意識の内にやっていることが以外に効果的な場合もあるということです。そして、8種類あるジャンルの中で効果的に使えるパターンが多い人ほど、もてる、恋人が出来やすい、結婚に至りやすい、逆にどんなに美男美女でも、効果的に使えるパターンが乏しいと、憧れの対象にはなっても親密な関係には至りにくいという事です。

 むかし、こんな話を聞きました。そのときの会話をリアルに再現してみます。

A「モテる男の条件って何だと思う?」

僕「そんなに単純に言えるもんじゃないだろう?」

A「例えば、頭禿げてて、背が低くてずんぐりしているのに、モテモテの男がいるんだけど、なぜだと思う?」

僕「ええ〜、何なの?」

A「その男は、女友達の誕生日をことごとく覚えていて、こまめにプレゼントを送っているんだとさ。マメな男がもてるって言うわけさ。」

 私が20代のころに聞いた話なので、その当時はそれを聞いて、なんてせこい野郎だ、そんなせこい事をしてまでもてたいとは思わないと反感を感じたのを覚えています。今の私は、パートナーの誕生日やホワイトデーとなると、プレゼントを贈ったり、特別な献立を考えて料理を作ったりするわけですけどね。
  それで、今から振り返って分析すると、そのマメ男君の行動も、8のパターンのうちの一つに分類できるわけです。だから、あくまでいろいろあるうちの一つであって、絶対的なものではないものの有効な場合もあるというわけです。
  異性と会話する場面を思い浮かべてください。そのとき、あなたの意識がフォーカスしている対象と、相手の意識がフォーカスしている対象に着目します。
  私は男性ですので、男性の目線で書きますが、女性の場合には、それを置き換えてみてください。
  例えば、男性が、自分の将来の夢について語っています。その場合には、自分をもっと知って欲しい、相手の女性にもいい印象を持って欲しいという意図は働いているにしても、フォーカスしているのは自分の夢です。このような場合、男は、女に横顔を見せているという表現をします。略して「横」です。
  男性が、女性の容姿や性格や身に着けているものを話題にします。例えば、「そのバッグ、かわいいね」とか。そのときには、相手の女性にフォーカスしています。これが、「縦」です。
  相手に対する好感度が増したり、恋愛感情が起こるのは、横でも縦でも起こりえます。そして関係が進展するときには、無意識の内にそれらが効果的に組み合わさっているのです。
  先ほどのシーンの続きを展開します。男性が熱っぽく夢を語ります。これは「横」です。それに対して女性が「実は私にも夢があるの・・・」と言う話になれば、「横」対「横」で会話が進んでいる事になります。それで、「お互いにがんばりましょうね」というのが結論であっても、それはそれでよい関係ではあります。
  それに対して、女性が、「あなたってロマンチストなのね」と応えると「横」対「縦」の会話になります。そして、男性が「僕って、いつまでも少年みたいだってよく言われるんだよね。そういう男ってどう思う?」と応えると「縦」対「縦」になります。そして女性が「ステキよ。私、あなたの力になりたい」と応えると明らかに「縦」対「縦」で親密感が増していることが分かります。今度は、男性が「君自身の夢ってある?」と聞き出すと、今度は「縦」対「横」の会話になります。
  こういうパターンもありです。男性がとうとうと自分の夢について語り続けますが、話の最後のほうで、「・・・それで、その場面には、君に一緒にいて欲しいんだ」とか、「・・・それで、それが完成した場合には、真っ先に君を招待するよ」とかいう具合に、「横」「横」「横」と続けてひきつけておいて、突然「縦」を使うというパターンです。
  これで、大体「横」と「縦」の概念や使われ方は理解できたと思います。それで、普段はこういう形で自己分析することはないと思いますが、自己分析をしてみていただきたいのです。
 自分は、誰かに好感を持ったり、好感以上に恋愛感情を抱くきっかけとして、単なる外見、容姿以外の要素として、「横」と「縦」のどっちが傾向的に強いのか? つまり、相手の横顔なのか、こちらに向けた顔なのか? またそれぞれにおいて、どんな横顔、どんなこちらに向いた顔にビビッと来るのかという事です。
  逆に、自分に好感を持って欲しい、相手と親密感を増したいと思うときに、「横」を使うのと「縦」を使うのとどちらが得意でしょうか? また「横」はどのように使い、「縦」はどのように使っているでしょうか?
  ナンパとか、合コンとか、お見合いでは、「場」自体が、最初から「縦」の設定なので、「縦」の使い方がうまくないと苦手意識を持つ事になるでしょう。
  だから、「縦」が苦手なら男女の出会い自体が目的ではない、セミナーとか、ボランティア活動とか、趣味のサークルなどで、「横」から入れるような設定のほうがやりやすいわけです。
 だから、タイプにより自分が納得できるシチュエーション作りをする事も大切です。

4×2の8ジャンルのコミュニケーション

 さらに、×4、愛情、誠意、知性、情熱という四要素を組み合わせてゆきますが、ずっと昔の私は、これで言うと、異性の前では、自分が「横」の「知性」で相手が「縦」の「愛情」というパターンに固執し続けたわけです。他に使えるとすれば、「縦」では、「誠意」でした。それで、結果的にそのパターンでOKだった相手だけが交際相手になり得たというわけです。しかし、それは、8あるパターンのうちの2つしか使っていなかったのですから、親密になれる相手はおのずと限られてしまったという事です。
  先にあげたマメ男君が,もしプレゼントを相手に「あなただけ特別」と思わせて送っているなら「縦」の「愛情」、みんなに贈っていることが公然であるなら「縦」の「誠実」という事になります。「あなただけ特別」と思わせておいて、実はみんなに配っていたら「縦の不誠実」、とんだ食わせ物という事になりますが。
 もう一度整理しますと、 自分の意識のフォーカスが相手以外にある時が、「横顔」で略して「横」、自分の意識が相手そのものにある場合を「縦」という事にしました。
  そして、表現する側面としては、愛情、誠実、知性、情熱とい4つの要素があるので、自分の表現としては、2×4=8で8種類ですが、そのとき相手のどんな反応、受け止め方を期待しているのかも同じだけの種類があるので計算上は、8×8で64パターンになりますが、それらの中には現実的にはありえそうもない組み合わせもたくさん含まれています。
  それらの中で、自分が異性の前で頻繁に使うパターンとそれに対して期待している反応というのは、人によって違いますが、ある個人にとっては、ある程度限定されている傾向があるということです。
  昔の自分の話をもう一度取り上げます。私は、異性の前で「横」の知性を出す傾向がありました。それを聞いて、私そのものに、つまり「縦」の知性(興味深い人だ)か、愛情(ステキな人だ)で受けてもらうることを期待しました。相手の反応がそれに近ければ、相性がよいと感じるわけです。相手が、人間そのものに好奇心がある、縦の知性が得意ならうまくゆきやすいわけです。
  相手が「横」の知性を出してきた時に、自分も「横」の知性を出す人もいるでしょう。その場合は、お互いの考え方や価値観に共通性が見出せれば、それも親密さを増す要因になるでしょう。 しかし、相手が、「縦」の愛情をストレートに求めるタイプならうまくゆかないだろうという事です。つまり「あなたが興味を持っている事や、夢のことより、私をどう思っているのかを話して欲しい・・・」という事になりミスマッチが起こるだろうという事です。
  ミスマッチが起こる事自体は、当たり前だとして、そこで使えるパターンが豊富にあると軌道修正が柔軟に出来るけれど、特定のパターンへの固執があると、それが出来ないという事です。それで、8つのジャンルで自分が何を表現できるかを自己チェックしてみるとよいのではないかという事です。例えば、男性の側からは、

縦ー愛情 君は本当にかわいい

縦ー誠実 困っている事があるなら力になるよ

縦ー知性 君の性格は○○タイプだね

縦ー情熱 君を絶対放さない

横ー愛情 僕が飼っている○○はすごくかわいいんだ

横ー誠実 僕の仲間は本当にみんないいやつらなんだ

横ー知性 僕は、○○先生みたいな生き方を目指しているんだ

横ー情熱 僕は、○○を絶対に実現するんだ

 などとなりますが、かつての私の場合「横ー知性」「横ー誠実」「縦ー誠実」の3つしか殆ど使っていなかったという事が分かります。今なら全部使えますけどね。

使っていなかったジャンルを使ってみる

 使えるのに、異性の前では遠慮しているジャンルもあるかもしれません。例えば、女性の「横ー愛情」です。自分の経験ですが、彼女が、公園で犬をかわいがる時に本当に愛情深い表情になるのを見て、かわいいと思いました。
  こういうことを遠慮せずにやってみると面白いのです。相手も「横ー愛情」の反応をして、一緒にその犬をかわいがるかもしれない、「縦ー誠実」で、「そんなに犬が好きだったんだ」といいながら、待っててくれるかもしれない、「縦ーマイナスの情熱」で「俺を待たせて、犬畜生なんかかわいがってるんじゃねえよ!!」と反応するかもしれません。(後者の反応が出た場合、その相手には見切りをつけて捨てる決心をしつつ無視するのか、『あとで、あなたの頭もなでてあげるから、いいこにしていて』となだめるのかは、自由だ〜♪)
  人によっては、縦は、やたらと得意で異性と打ち解けるが、いざ「横」で自分を語ろうと思ったら語るべき自分がないというところで、ただ軽薄な人とレッテルを張られておしまいになるとか、「横」ばっかりで関係を作ろうとするが、縦がぜんぜん使えないので関係が親密にならないとか、過程をすっ飛ばして、縦ー情熱を出してドン引きされているとか、いろいろあるかもしれませんね。
  とにかく、自分を偽り続ける事は出来ないので、これらの中で出そうと思えば出せるのに使っていないジャンルがあれば、鍛えて使えるようにすることで親密度が増すチャンスは増えるでしょう。また、相手は、どのジャンルのコミュニケーションを欲しているのか、実際に喜んでいるのかという視点で相手を観察してみるのも。
  ところで、男女が双方とも、縦ー情熱になった場合は、普通は、いつまでも会話を続けてはいないでしょう。手が伸びて、キスをして、それから・・・

不得手を自覚しつつやること

 その中で、得手、不得手に気づく事が重要です。特に不得手なジャンルの時に、心の中に何が起こるのかを観察してみましょう。
  かつての私で言えば、縦が、誠実以外は、全滅状態でした。縦でそれ以外をやろうとすると、拒絶されて傷つく事への恐怖で固まってしまっていたわけです。それは、自分自身のトラウマに気づき、それに取り組む以前の話です。
  それを、横の智でカバーしようと無意識にやっていたということです。教養なくちゃいけない、センスよくなくちゃいけない、いい店を知っていなければいけない、そんな事をいくらやっても本質からどんどんそれてゆくだけだったわけです。それで、内心「あんな男にも彼女がいて、何で俺にはいないのだ?」と自問自答していたわけです。
  自分自身の中にある、恐れや不安というものに、正直に向き合ってみる事はとても大切な事です。もう一方で大切な事は、不得手であることを自覚した上で、やってみるということです。
  誰しも失敗はしたくありません。そして、うまくやれるかどうかと考えます。ところが、それが狭い思い込みの枠組みなのであって、うまくやれないことがいいのですよ。(エッ、なにそれ!!)
  例えば、人を褒める事が苦手で、めったに褒めない人から褒められたら、うれしくないですか?  おおよそ、その人が苦手に思っていることは、どうせ相手にはばればれなのです。そこで、苦手なのに、あえて表現してくれた事は、インパクトがあるわけです。
  例えば、プレイボーイタイプで褒め上手な男性から巧みに褒められるのも悪くないけど、そういうことが不器用な男性からテレながら褒められるのも悪くないでしょ?
  男性の側から見たら、男を扱いなれている女性に色目を使われるのも悪くないけど、そういうことに不慣れな女性が、恥ずかしそうにもじもじ言われるのもたまらないものです。
  縦を使うのが不得手なら、不得手であることを認めて、不得手らしく、一生懸命にやってみればいいんです。逆に横を使うのが苦手なら、それも同様です。
  例えば、女性の目から見て、縦を使うのはやたら上手いけれど、本当に語れる自分があるのかしら? という印象だった相手があるとき「僕は、自分のことを話すのは苦手なんだ。でも聞いてくれる?」と切り出してきたら耳がダンボになりませんか? あるいは、「僕って、軽薄に見えるらしいけど、実は、こんな夢があるんだ」見たいな話もそうでしょ? これも性別をひっくり返しても同様に成り立つ事です。
  話は恋愛とは、違いますが、私自身新たにセミナーやワークショップに参加し新しい事を学ぶ事は多々あります。そういう時に心がけている事が一つあります。
  それは、自分をさらけ出す事です。といってもむちゃくちゃにやるということではなく、自分が抱えてきた心の問題、苦手意識、課題などについて、そのセミナーやワークショップの趣旨に結びつけた形で、正直にさらけ出すのです。自分がかつて抱えていたトラウマ、そしてそれにどう向き合ってきたか、今回のセミナーやワークショップでそれがさらにどう深化したかといった事をみんなの前でシェアリングしたりします。話している最中に、どっぷり入り込んで涙があふれ出て止まらなくなった事も何回もあります。そういうときには、参加者の何人もが、一緒に涙を流してくれます。そのあとは、場がうんと盛り上がり、他の参加者も自分をさらけ出しやすくなるんですね。
  そういうことが起こると、参加者同士の距離が急速に縮まります。休憩時間になると、男女問わず、たくさんの人からハグ(抱きしめあう事、心理系のセミナーやワークショップではよくある)を求められ、会場全体でもいたるところでハグりまくっていたりするんです。
  これは、自分の弱さを隠すのではなく、弱さを認める勇気、正直さ、そしてそれに向き合う真摯な姿勢といったものがいかに、人間的な共感を呼び起こすのかを示しています。
  完璧であろうとするよりも、あるいは弱さを隠そうとするよりも、弱さを認めて晒すということが、人と人との距離を急速に縮める、これは重要なポイントです。
  私の目から見て、チャーミングなのに、恋愛下手な女性、特にキャリアウーマンタイプに多いのですが、社会の中で弱さを隠して強がって生きる事が染み付いているためにそれが出来ない、重武装しすぎていて深く心を触れ合わせる事が出来ないというケースが多々見られます。
  これは、恋愛だけでなく、人生全般に言えることだと思うのですが、弱さを隠して生きるより、弱さそのものを逆に武器に出来たらどれだけパワフルになれるでしょうか?

「魂のメソッドで出来る事」

 ここまでの文章で、人によって、コミュニケーションパターンと言うものがあること、そして、その背景には、四魂の働きがあること、その相性によって、なんとなくウマが合い、会話が弾むとか、その逆とかがあるということや、多くの場合、自分で壁を作っていることがお分かりいただけたと思います。
 かといって、これだけ複雑なコミュニケーションを、頭で考えてコントロールなどできるわけがありません。また、頭で考えてやろうとしても、魂から沸いてくるものがなければ、相手の魂にも響きません。
 魂とのラポールを通じて、トラウマや恐れを解消し、魂がよりよく働く事によって、自然にコミュニケーションは豊かになり、相手の魂にも届きやすくなるものです。
 そのために、「魂のメソッド」は、役に立ちます。「魂のメソッド」には、セルフケア、個人セッション、グループセッションの3つの形態があります。これらを組み合わせてゆくことで、コミュニケーション力を高め、いわゆる恋愛運、あるいは、LQと呼ばれる力を高める事も出来るのです。
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